ギルってどんなキャラ?
ギルの特徴
右半身に炎の力、左半身に氷の力を宿した帝王。
多彩な飛び道具と、長い手足、突進技を使って相手を制圧していくスタイル。
EX必殺技や、Vスキル1、Vトリガーを使用することで、相手を燃焼状態・凍結状態にする属性状態の付与できる。
防御面では打撃に対する絶対防御のVスキル2「ブロッキング」で、相手のターンを一気にこちらのターンにしていく。
【動画】ブロッキングをすることで、ガードをするよりも有利に闘いを進められる
ギルの強み
長い手足と飛び道具で中~遠距離を制圧
ギルを触ってみると、中K・屈中P・屈中K・強P・強K・屈強K・→強Kなど、前方にリーチの長い中・強攻撃が多い。
初心者・初級者ランクの間では、リーチの長い技を適当に振っているだけでも意外なところで相手にあたり、相手を自由に行動させないことも多い。
中間距離でのヒットするポイント
- スタート時くらいの間合いで前ステップをする相手に引っかかる
- 攻撃がギリギリ当たるか当たらないかの間合いから飛ぶ相手のジャンプの出掛かりに引っかかる
- 波動拳など飛び道具の出掛かりの手を蹴りで潰す
中級者ランクになっても、(適当ではなく)考えて振っていければ制圧手段として猛威を発揮する。
対空からの大きなリターン
SFVでは勝つために大切な、相手のジャンプ攻撃を落とす対空攻撃。
多くのキャラの対空攻撃は当てることで、相手をダウンさせてしまう単発攻撃が多い。
しかしギルの対空攻撃はヒット後の追い打ちが前提のものがいくつも。
一回の対空から試合がひっくり返ることが多いのもギルの強さの秘訣。
これぞギル!最強の防御手段ブロッキング
【動画】相手の攻勢をブロッキングで一気に切り返してKO!
Vトリガー最強の炎の矛と幻惑の氷の槍
【動画】炎トリガーで高火力の大逆転
とにかくかっこいいぞ!ギル!
ギルの弱み
CA以外の無敵技がない
相手に攻められているときに、1F目から無敵になるEX昇龍拳(リュウなど)や、1F目からアーマーがつく技がない。ブロッキングは2F発生から、EXタックルは3Fから1段アーマー。
対空が(少し)難しい
ギルは対空技を色々と持っている割に、リュウの中昇龍拳(発生4F、1F~6F空中攻撃無敵)のような万能対空がない。
状況によって使い分けなければいけないのが難しいところ。
現状、自分(ダイヤモンドリーグ)も、最適な使い分けはできずに、8割が屈強Pとブロッキング。
逆に言うと、対空は屈強Pとブロッキングだけでもダイヤモンドくらいまでは来られるということ。
起き攻めがしづらい
ダウンを取ったあとに、起き攻めが密着でできるようなセットプレーが少ない。
攻めの継続をすることが難しいため、ダメージを取らずに起き攻めを取る
飛び道具の隙が大きい
通常の飛び道具に比べて、パイロキネシスは隙(硬直)がかなり大きい。
なんとクリオキネシスは更に大きい。
ジャンプで飛ばれたり、スライディングでくぐられたり、弾抜けの技で抜けるのが、他の飛び道具に比べるとかなり簡単。
反応が良ければ見てからジャンプしても、攻撃あたってしまうほどの遅さ。
弾は主力技には違いないけれども、気軽にポンポン出すものではないことに注意。
【参考】代表的な飛び道具の全体硬直
技名 | キャラクター | 全体フレーム |
ソニックブーム | ガイル | 40F |
タイガーショット | サガット | 40F |
グランドタイガー | サガット | 44F |
波動拳 | リュウ | 45F |
波動拳 | ケン | 47F |
豪波動拳 | 豪鬼 | 48F |
パイロキネシス | ギル | 49F |
クリオキネシス | ギル | 51F |
赤鴉豪焦破 | 豪鬼 | 55~69F |
灼熱波動拳 | 影ナル者 | 52~67F |
簡単なコンボを覚える
難しいコンボはいっぱいあるものの、初心者~中級者ランクではたくさんコンボを覚えるよりも、特定のコンボをちゃんと出せることのほうが重要。決められるときに、安定してダメージを出せることが勝利への近道。
正直、筆者はギル使いとしてはかなりコンボが下手な部類ですが、それでもダイヤ近くまでは来られたので、ダイヤくらいまでは簡単なコンボをできるようにしていきましょう。
格ゲー初心者。ルーキーでまずはこれから。
必殺技を絡めたコンボが難しくてもボタンを押すだけのコンボも。まずはここから練習してコンボのリズムを掴む。
- J強P → 屈強P → 立強K
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基本コンボのための基礎。
J強攻撃からの地上強攻撃はタイミングが難しいものが多いけれど、屈強Pは出が早いので割と簡単につながる。
屈強Pはヒットすると相手が浮くので、そこに追い打ちをしていくのがギルの基本コンボ。
屈強Pからキャンセルパイロキネシスなどにつないでいくのが基本になる…けれど、まずはここから。
- J強P → 屈弱K → 立中K
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ジャンプ攻撃の中段(しゃがみガード不可)→下段攻撃(立ちガード不可)のコンボ。
ジャンプ大攻撃→屈強Kでダウンをとるのもよいけれど、ギルの屈強Kは出るのが遅いので慣れるまではコンボにできないこともあるので、まずは発生の早いものでコンボを繋げるようにする。
格ゲー初級者。ブロンズ帯で出せるように。
- J強P → 屈強P → 強パイロキネシス → 強パイロラリアット
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強パイロラリアットは最初はタイミングが若干シビアなので、慣れるまで・ラグがあるときなどは中ラリアットで安定するのもよい。
- J強P → 屈強P → 強パイロキネシス → 前強K( → 弱パイロラリアット)
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強パイロキネシスの後の追撃はラリアットのほうがダメージが高いが、前強Kでの追撃をするとステップから起き攻めが可能。
前強Kの後に弱ラリアットを当てることも可能。起き攻めを取りたいか、ダメージを取りたいかで選択する。
- 立中P → 屈中P → 強パイロラリアット
-
立中P→屈中Pでヒット確認ができるので、そこから強パイロラリアット。ステップからダウン後に起き攻めをできる。
相手の攻撃の隙や、起き攻めに狙っていきたい。
もちろんジャンプ攻撃からも。
- J弱K(めくり) → 立弱P → 立中P → 中パイロ(クリオ)ラリアット
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相手を飛び越えながら攻撃を当てるめくり攻撃。防御の方向が逆になるので、相手のガードを崩しやすい。
自分の背中側に攻撃判定がないとめくり攻撃はできないのだけれど、ギルの対応技は弱Kのみ。
弱攻撃なので、そこからつながる技は少ないので注意
格ゲー中級者。シルバー~ゴールド帯で安定すると勝ちやすい
- 屈弱P → 弱パイロラリアット
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3フレーム発生からダウンさせる。
暴れや確定反撃などから使用していきたい。
ケンの強竜巻旋風脚やバイソンのめり込んだダッシュストレートなどの後の確定反撃に。
- 立弱K → 中パイロラリアット
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4フレーム発生からダウンさせる。
屈弱Pよりも遅いけれど少し長く中ラリアットがつながる。
- 立中P → 屈中P → 強パイロラリアット
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立中P→屈中Pでヒット確認ができるので、そこから強パイロラリアット。ステップからダウン後に起き攻めをできる。
相手の攻撃の隙や、起き攻めに狙っていきたい。
- 前大K → 屈弱P → 弱パイロラリアット
使用頻度が高い前大Kからダウンを取りに行くコンボ。
距離が遠いと屈弱Pがすかってしまうので注意。
-
- 立中P → 屈中P → EX弱パイロキネシス → Vトリガー1発動 → 前ステップ → 屈強P → …
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ギルはEXパイロ(クリオ)キネシスからVトリガーが発動できる。
Vトリガー発動後は色々とできるけれど、まずは覚えやすい・失敗しづらいところから手になじませていく。
【代表例】
- → Vトリガー発動 → 前ステップ → 屈強P → 強パイロキネシス → 強クリオラリアット → 前強K → 手前ヴォルカニックストーム
- → Vトリガー発動 → 前ステップ → 屈強P → 強パイロキネシス → 強クリオラリアット → 強K → 奥フレイムジャベリン
- → Vトリガー発動 → 前ステップ → 屈強P → 弱クリオラリアット(空振り) → 屈大P → 強パイロキネシス → 強クリオラリアット → 前大K → 手前ヴォルカニックストーム
- 立中P(カウンター) → 屈強P → 強パイロキネシス ~
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立中Pのカウンターヒットを確認して屈強Pまでつなぎたい。
- J強K → 屈強P → EX強パイロキネシス → 強パイロラリアット
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炎属性を付与するコンボ。
EX強パイロキネシスをEXクリオキネシス、強パイロラリアットを強クリオラリアットにすると付与する属性を炎ではなく氷に。
- J強K → 屈強P → 強パイロキネシス → 強パイロラリアット → セラフィックウィング
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とにかくダメージが大きい。
ヒット確認や自分のゲージの確認、相手の体力の確認などを行う時間が取れるコンボなので、状況を考えながら最後のセラフィックウィングを使うか使わないか考える。
格ゲー中級者以上。このへんしっかりできると火力でます
- 屈中P → 屈弱P → 弱orEXパイロ(クリオ)ラリアット
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前進する6フレーム技の屈中Pからヒット確認をして屈弱Pからラリアットまで。
ゲージを使えば属性付与をして更にリターンが取れる。
- 立中K → Vトリガー1発動 → 立大K → フレイムジャベリン → 強クリオラリアット → 立大K → フレイムジャベリン
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低リスク技でリーチの長い立中Kから、ダメージと画面を運ぶのを同時に。
相手がしゃがんでいると立大Kが当たらないので注意
立中Kがギリギリ届かない距離で振ってトリガー発動まで入れ込んでいると、歩きや相手の動き出しに当たってコンボにいけることも多い。
トリガー発動時に相手がしゃがんでいたら立大Pにする、しゃがんでいて距離が遠かったら中足→弱パイロラリアットにするなど、状況の確認が必要。
- 立中P → 屈中P → EX弱パイロキネシス → Vトリガー発動 → 前ステップ → 屈強P → 中パイロキネシス → 前ステップ → 後強K → 中パイロキネシス → 強クリオラリアット → 前大K → 手前ヴォルカニックストーム
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ダメージが大きいトリガー発動コンボ
長いので覚えるのも大変だし、中パイロキネシスをあてた後のステップ後強Kなどが難しいので、実戦投入の前にしっかり練習!
中パイロキネシスの硬直を覚えてステップを早すぎず遅すぎずに出すことが必要。
- 立強P(カウンター) → 屈強P → EX弱クリオキネシス → 中パイロラリアット → 前大K → 弱パイロラリアット
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1ゲージで高火力!昇龍拳など着地後にカウンターになる無敵技のスキに入れていきたいコンボ