■NANA MUSIC LABORATORY 2019 |
|
CDに封入されている抽選券で抽選の特別企画。 昼・夜公演それぞれ3,000人ほどなので、割と狭き門のこの公演。 3,000人のホールで前から9列目!これは嬉しい!
以前のライブツアーで、バックバンドメンバー「チェリー・ボーイズ」とのタイマン企画ということで、水樹奈々×バンドメンバー1名の2名で演奏をするコーナーあった。ツアー中の1公演につき、1名1曲という少ない曲数だったものの、自分を含め周りの水樹奈々ファンからはかなり満足度の高い企画。今回の公演は、なんとライブを通してそれをやってしてしまおうという実験的企画!
まず出てくるのは、いつもの冒頭映像でもなく、水樹奈々本人でもなく、ベースの坂本竜太。イントロからの「Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah」。うおぉー『Rock Ride Riot』!僕の好きなヨシダタクミ曲!この曲はCDで聴いてよし、ライブで聴いてよしの曲!(みんなで跳んで盛り上がる曲じゃないけど)。今回のタイマン構成にすることで、語る感が強く強く出ていて、普段聞いているものよりも歌詞が強い!もともとメッセージ性の強い曲だけに、こういう形で聞くとさらによい!
その様な感じで、 ケニー:北島健二との『Trickster』 門D:門脇大輔との『迷宮バタフライ』 イタルビッチ:渡辺格との『STAND UP!』 上記四名の弦楽カルテットとの『ミラクル☆フライト』 をバババンと熱唱。
ケニーとのTricksterは、ふたりとも格好良い!普段はバックバンドあわせてのチェリーボーイズだけど、1対1になることで、タイマンという言葉が似合うまるでバトルのような演奏と歌唱!ふたりとも素敵です!
門Dとの迷宮バタフライは対決ではなくデュエット!歌うように奏でられるヴァイオリンと、弦楽器のように艷やかな声での二重奏。イントロのヴァイオリンもすごかった。
イタルビッチとのSTAND UP!。そもそも曲が大好きな曲(またしてもヨシダタクミ曲)なので、じっくり聞けるのいいよね!イタルさんには申し訳ない(狙い通り?)だけど、バチバチやり合うよりも、ボーカルを上手に活かす演奏で、歌に聞き入ってしまった。
弦楽4人とのミラクル☆フライトはカントリー調。これは楽しい!CD通りのアレンジなし曲も楽しいけど、こういう生物聴きたいよね!ライブでは!
弦楽4人とのコラボが一区切りしたら残りメンバー ファイヤー:藤陵雅裕との『MARIA&JOKER』 まーちん:松永俊弥との『Mr.Bunny!』 チョーさん:福長雅夫との『Lovely Fruit』 トムくん:大平勉との『奇跡のメロディア』 上記4名とのジャズアレンジ『GUILTY』
マリアジョーカーとってもいい!!CDでそんなにピンと来ていなかったこの曲だけれども、アコースティックライブでのアレンジでめっちゃ良くて、ファイヤーとのコラボでこの曲は相性バツグン!オトナの魅力あふれる歌唱&演奏で前半の空気をガラリと変えた!
まーちんは、またしてもラップw今度は水樹奈々も巻き込んだw
チョーさんは普段のライブでもそうだけれども、楽器を持ち替えながら色々な楽器演奏がおもしろすごい。みかんマラカスシャカシャカ。
トムくんとの奇跡のメロディア!荘厳!ピアノアレンジでホールで聞いているとなんだか格調高いコンサートに来たよう。
『GUILTY』のジャズアレンジはイメージがガラリ!普段ダンス曲でドコドコしてるGUILTYが、バーでお酒を片手に聴きたいと思わせるような
スペシャルゲスト、矢吹俊郎さん、早見沙織さん。 矢吹さんは緊張していたけど、エンターテナーだなぁ。矢吹さんは今やプロデューサーなのに、プレイヤーとしてステージに立って、その演奏曲が「少年」!この人でこの選曲は痺れる!!作詞作曲の曲というだけでなく、この曲のテーマを持って、この会場のこのステージに立つって、ぐっとくるなぁ。何も言わずに去ったのも照れ隠しとも取れるけれども、伝えたいことは曲に入っているよ、という作詞・作曲者ならではのはからいのようにも取れる。(よく解釈しすぎかもしれないけれどw) 早見沙織さんはあまり知らなかったけど、歌上手&すごく練習したんだろうなぁ。二人で一人の響きのように呼吸がピッタリ!
バンドメンバー全員での『POWER GATE』『ETANAL BLAZE』。 ライブ定番曲で、正直このラボラトリーでやらんでも…と、思わんでもなかったけれども、実際聴いたらやってよかった! 特にPOWER GATEのアレンジは楽しいし、大変そう。ライブ終演後奈々友の方々と少し話したけれども、観客の掛け声とかなしで、演奏と声を聴きたかった気持ちも強い! ファンが好きな曲で有ることがわかっているから、普段のライブでは変にアレンジしないで変わらない良さを届けているこの曲を、この機会だから、とアレンジ!よかったです。
アンコールには配信限定の『REBELLION』、『JEWEL』、『サーチライト』。 故郷を思って書いたJEWELと、愛媛を舞台にした映画の主題歌サーチライト。 ひめぎんホールとしての最後のライブで故郷を想う2曲で締める。 サーチライトは去年発売された曲の中でも一番好きな曲で、自分がマラソンの練習中やマラソン帰りのお供にしていた曲でもあったので、感慨深い。 歌詞に合わせて、観客が携帯のライトをつけてステージに向ける演出をしていて、見上げると綺麗だったのと、自分の携帯のライトを灯すことで、歌の世界に入り込んで曲を聴けて感極まる! 大箱のライブも沢山やってきて、全国ツアー、海外公演、東京ドーム公演、武道館7daysなど大きなことをやり遂げてきているけれど、「ひたすら遠く目指しひたすら走るだけじゃ本当の自分は遠ざかる」・「リバースデイ リバースデイ 今日は旅立ちの日」という歌詞が、今回のナナラボの彼女自身の真のテーマであるかのようにも思えた。同時に自分も何かを達成・どこかに到達したときにその気持を心に秘められるよう生きたいと思った。
2017年のライブツアー「LIVE ZIPANG」で自分の中では、水樹奈々のツアーは到達点に達したなぁ…と思ったけれども、結局そんなことはなく、期待以上のものを見せてくれる水樹先生!これからも期待します!そしてその背を見て自分も精進していきます!
No.7
|
|
|