■映画を観に行く |
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おいおい、10月初映画館だよ! いやー、10月忙しかった…。 今年は観たかったのに観られなかった大作映画が多かったなぁ。
「心が叫びたがってるんだ」 安定の泣き。 とても分かりやすい。 普通じゃない女の子を主役にしているのに、 ちゃんと感情移入させてくれるのがいいな。 応援したくなる側に感情移入させるから、普通じゃなくてもいいだよね。 群像劇としてそれぞれ問題抱えた4人を描いているけれど、 2時間の映画で上手いことまとめられていて、非常に満足感高い。 ラストのラストは賛否両論ありそうだけど、個人的にはありかなぁ。 踏切のシーンをもっと頑張れば賛否の賛が強そうだけど、実際評価はどうなんだろう。 感情の流れを追っていくと自然な感じなんだけれども、 演出だけ見るとちょっと唐突な感じを受ける人が多そうな気もする。 全体的に好き嫌いすごく分かれそうな作品ではあるなぁ。 順の身勝手さだったりとか、煮え切らなさだったりとか。 その辺りを含めての青春像だと思うからそういうもやもやが逆に大事。 受ける印象は全然違うけど、「桐島部活やめるってよ」てきなもやもやがある。
いや、でも相当満足!人が死んだり、別れたりしないで泣ける作品はいい!
「バクマン。」 いやー、バクマンの原作大好きなんだよなぁ。 バクマンは世間やマンガ好きの人の評価以上に好き。 なんでこんなに評価されてないのか不思議だ!
ということで映画だけど、映画版よかった! 省略するところはバッサリ省略して映画仕様になっているから、 逆に映画しか見ていない人はどう思うか気になるところではあるけれど、 とてもシンプルになって映画化としては非常にいいね! 他のカップルの恋愛を描かないで、女性はヒロイン一人っていう潔さ! そして小松菜奈はあまり好きじゃなかったけど、大根監督のさすがの女子撮り力で、かなり魅力的! サイコー&シュージンは、マンガの中のキャラよりもそれっぽい! 実写になったことでマンガのキャラそのままだとリアリティ無くなりそうな部分をうまく表現してた。 特にシュージンは漫画版のリア充っぽさから、うまい具合でオタク要素がブレンドされた 神木隆之介のキャスティングがすごいいいな。シュージンきっとこんな感じだよ!
あ、一つだけ不満点は、小松菜奈が声優役として声を当てるシーンが、 どう聴いてもうまくないところ……。う〜ん、本業じゃないから仕方ないけれど……。 筋が良いって認められているという設定が厳しい〜!
逆にサイコーの描くマンガのいい具合の下手さからの上手くなっていく感じはすごくいい! 原作は小畑先生の絵がうますぎて下手でも上手いというのが、 映画だと本当にちょうどいい感じの下手さ! いや、下手じゃないんだけど手塚賞に引っかからなさそうというのが分かる感じ! 逆に最後のとかめちゃ上手い!その差がわかるのがいいなぁ。
う〜ん、続編作られるだろうなぁ。 できればこのまま女性キャラはなしの方向でお願いします! (観たいけど!大根監督が撮る蒼樹紅とか三好とか岩瀬とか観たいけど!)
No.10
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