■映画:『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』 |
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今年の夏の終わりに、涙をボロボロ流しながら観たTVアニメのあの花こと、 あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らないの劇場版を鑑賞。 TVシリーズは本当に一人で超泣いたなぁ。
今日は会社の同僚のN江さんとT橋さんに誘われバルト9で鑑賞。
あらすじ ある夏の日、学校はいつの間にか行かなくなり、家で腐っている高校生じんたん。 そんなじんたんの元に、幼少期に事故でなくなっためんまの幽霊が現れた!? どうやらめんまは、願い事があるらしく、その願いをかなえないと成仏できない。 今は離れ離れになっていた幼少期の友達、あなる、ぽっぽ、ゆきあつ、つるこを加えた、 幼馴染の6人超平和バスターズは、めんまの願いを叶えるために奔走する ・・・という、テレビシリーズを、一年後の5人の目線から回想するのが劇場版。
すごく泣いて泣き疲れた!今年一番の泣きかも。 (今年は横道世之介も超泣いたけどあっちは号泣というよりしとしと泣き続ける感じ?) 結構ずっと泣いていて、テレビ版最終回のクライマックスシーンでは、 涙があごから滴るほどに号泣。 TVシリーズを観たときの涙が思い出されて泣くというのもあるけど、 今回は全員のモノローグのおかげで物語のバックボーンが骨太になった感じ。 TV版と泣く場所は同じだけど、より重ねられる感情が多くて、
身長のシーンは印象的。 自分よりも速いスピードで前に進んでいる人には成長が止まったと思われても、 自分と同じくらいのスピードで前に進みだそうとしている人には、 成長していることがわかるんだよなぁ、6人みんなそう。
そして今回追加された子供の頃のシーンはすごい良かったなぁ。 どうしてめんまがじんたんのことを好きになったのか。 本編を見る限りでは、そこってあまり重要じゃないんだけれど、 本編を観終わったあとに、その情報が欲しくなってくる情報。 じんたんを最初から魅力的な人として見ちゃうとちょっと見方が変わるけど、 ダメ人間から、子供の時のみんなのリーダーだったかっけーじんたんに戻っていく 過程を見終わった後だからこそ、魅力的なじんたんを観ても大丈夫。 今回の劇場版で、そういうことがあったんだ!それは好きになるよね!って、 思って余計にじんたんに魅力が感じられるし、化けでてきためんまにも納得できる。 でも、どうして16歳になった今でてきたのかなぁ。 ずっと仲良しだったはずの超平和バスターズが離れ離れになったから? 結婚できる歳になったから、およめさんって言う言葉が子供の戯言じゃなくて、 現実味を帯びてアピールできるから?(幽霊だけど)
個人的には大満足の劇場版・・・だったけれども、 同行のお二人はやや不満気味、残念。 舞台設定としては物語り終了の1年後なんだけれど、 1年後の皆が、1年前の夏を思い出すという形の回想形式の総集編。 物語の筋だけ追うとTVシリーズと同じ話って思っちゃうんかなぁ。 全体的にめんまに対しての想いを、じんたん以外の5人も語っているだけで、 TVシリーズとは明らかに一線を画していたんだけどなぁ・・・。 泣き所が同じって言われると、確かにそういう面はあるけど。 泣き所に対する感情の厚み幅が大きく膨れ経った感じ。 ん〜・・・新しいものが観たい!人だとやっぱり違うのかもなぁ。
以下テレビ版のちょっとネタバレ
テレビ版を観ていたときにはそこまで気にならなかったけど、 めんまの最後の手紙とセリフはじんたんにとってすごく重い呪縛だなぁ。 「およめさんになりたいのすき」、「ずっとなかよし」、「生まれ変わってみんなと遊ぶ」 と言い残して成仏って、残されたじんたんは前に進めるのか・・・。 あなるも、めんまのことを好きなじんたんも好きって言っちゃってるし・・・。 めんまのことは思い出に留めて前に進んで欲しいよじんたん。
映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』特別先行映像 (TVシリーズのネタバレすぎるw)
うわぁ・・・これ観ているだけで泣きそう。
No.2
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