■映画:『名探偵コナン 沈黙の15分』 |
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コナンの映画15作品目。 コナンのアニメもついに中学校卒業の年齢に・・・。 江戸川コナンの歳どころ、工藤新一の歳まで追い越しそうだよ・・・。
都営地下鉄の新線開通の際に、都知事に向けた脅迫状が送り届けられ、地下鉄が爆破される事件が・・・。脅迫状と反抗を行った犯人と、ダムに埋められた村の、ダム建設反対関係者と推理したコナンは、その村に向かうが・・・ と、物語のあらすじがまとまらないなぁ・・・。色々な事件が絡んでる系です。
コナンは推理が楽しいときと、アクションをメインにおいているときがあるけれど、今回は完全にアクションより。推理のほうはそれほど凝った謎解きがあるわけではなかったり、過去の事件、東京の爆破事件、スキー場の殺人事件と複数の事件が終盤で同時に解かれていくので、謎が解けるまでのドキドキ感は控えめ。
今回は、コナンのスケボーアクションが超満載。 スケボーで対向車線をすり抜けながら道路走ったり、道路のトンネルをパイプ代わりにアクロバティックなすべりを見せたり、スキー場ではスケボーをスノボーに改造してスノーアクション。「いやいや、逆に危ないだろ!」と、思わずツッコミたくなる激しいアクションは、アニメだから許せる過激アクション。
スケール感はあるんだけど、なんとなく終盤の展開がスピーディー過ぎて、そのスケールがあまり体感できなかった印象。いっぺんにいろんな事件が解決されすぎなんだよなぁ(笑)なんとなくヤバイ!って思っているのがコナンだけで、他の人たちが傍観者っぽくなってしまったから? しかしいつもピンチなのは蘭だけど、今回のピンチはコナン。ラストのクライマックスは近年まれに見るピンチで、子供用映画だから当然助かるとわかっていても、手に汗握る。沈黙の15分・・・なるほど。
蘭と新一の関係が近づきそうで近づかないのはいつものこと(笑)。でも、今回の雪の上の文字のエピソードは、最後の落とし方も含めて嫌いじゃないっす。
しかし、前回といい、今回といい、小五郎の見せ場が少ないのは、やはり声優交代というオトナの事情からなのだろうか・・・。
No.3
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