■映画:『仮面ライダー×仮面ライダー ムービー大戦CORE』 |
|
仮面ライダーWと仮面ライダーオーズの映画。
W編のおやっさん話がよかったなぁ。現行ライダーはオーズだけれど、W側の仮面ライダースカルが格好良くて、オーズを食ってしまっているような感じ。子供向けにはオーズなのかな・・・? スカルのほうは夜の戦闘だったり、子供にはわかりにくそうなギャグがあったり、若干犯人探しのテイストが入っていたり、そもそもキャストがオトナ好み。 左翔太郎のめざすハードボイルド探偵がこれか!という感じでかっこえー!
仮面ライダーW編の過去のおやっさん話は、どうやって仮面ライダースカルに変身できるようになったのかという、テレビ版や前回までの劇場版では結局謎のままだった部分にスポット。言わば仮面ライダースカルのビギンズナイト。 おやっさんと若かりし(?)シュラウドとのやり取りのほうが、本来の相棒よりも相棒っぽいなぁ。アノ二人で1作作って欲しい。 最初からこの設定を作っていたのか、それとも帳尻併せにこの設定を作ったのかはわからないけれど、娘の前に姿を現さなかった理由もこの映画で判明。一番愛する者の解釈、そう来るだろうと思ってもいても良かった。
冒頭の所長の身内が仮面ライダーばっかりっていうのはちょっとウケタ。確かにその通り。ギャグも結構飛ばしてたなぁ。
オーズはおそらく、テレビ版のキャラクターが固まる前に撮影したと思われ、なんとなくキャラクターがテレビ版と微妙に感じが違う(笑)。主人公火野映司は、TV版だとふわふわしているけど、芯がある感じだけれど、劇場版はふわふわしすぎ?一見弱そうに見えて、自分が正しくないと思うことを正しくない、という強さが今回の劇場版では見えなかったというか。アンクもなぜか普通に人助けしているし(笑) そういえば、去年のシンケンジャーも、6人目の戦士はテレビ→劇場の順で出ていたけれど、撮影は劇場版が一発目とか言っていたなぁ。
今回はオーズの二号ライダー、仮面ライダーバースのお披露目映画化と思ったら、オーズの新コンボのお披露目もあってビックリ!覚悟のススメみたいでかっこいいぞ! また、つなぎが割りと強引な気もしたけれど、お祭り映画なので気にしない。というかオーズとダブルが普通に同じ世界の住人というのは、TV的につながりがなくてもなんか嬉しい。
ライダー映画としては、まぁまぁの及第。 やっぱり前回の映画AtoZは良すぎたなぁ。
No.19
|
|
|