相馬DIEののっとムフフな日記



...2004/01/01(thu) No.293
   映画:『ファインディングニモ』(吹き替え版)

映画:『ファインディングニモ』
劇場:ユナイテッドシネマ入間
同行:なし

 『私を信じて!』

 ということで、年末年始のファミリー映画『ファインディングニモ』2回目です。前回(2003/12/6)は字幕で観ましたが、今回は吹き替えで。
吹き替えで観ると、字幕を読むために一瞬目をスクリーンから離すことなく観られるのでよいですねぇ。

 字幕と吹き替え、どちらがよかったかと問われれば間違いなく字幕。
その理由は忘れん坊のドリー。吹き替え版のキャストには室井滋が当てられています。彼女もそれほど悪い、と言うわけではないのですが、英語版の声優さんは面白すぎました。英語版ドリーが3-0で(何の判定だ?w)勝ちです。

 それと英語でのシャレを日本語に直しているものと直していないものがあったりというのもマイナスポイントですかね。
あるシーンで、子供がボートを指して
『あれはお尻だ』
と言うシーンがあるのですが、意味不明w
字幕で観てもそうなのですが、英語ではどうやらおしりのことをバット(綴りわからん、誰か教えて)と言っているようなのです。子供がバットとボートを間違えていると言うことなのですが、英語情報が一切ない吹き替え版だと意味がぷーさんです。

 字幕と吹き替えの相馬的違いについて書きましたが、今回も同じところで悲しくなりました。終盤近くのドリー&マーリン。相馬的にはやはりドリーに感情移入バリバリで観てしまうのでそこでキますね。

 あとな〜、ギルは格好いいぜ!魚なのにw


 追記:字幕版のドリー役の声優は、コメディアンとして有名なエレン・デジェレネスという方らしいです。
あと、お尻をあらわすバットは"butt"ということです。

...2004/01/01(thu) No.294
   映画:『バッドボーイズ2BAD』

映画:バッドボーイズ2バッド
劇場:ユナイテッドシネマ入間
同行:なし

 ウ〜サァ〜・・・

 バッドボーイズの続編です。前作であばれまわった麻薬捜査官の二人組みは今回も暴れまわるのか!?

 麻薬捜査官マイクとマークスはいつも無茶をやらかす相棒。マーカスの妹シドと恋仲になっているマイク。もちろんマーカスには内緒でだ。そんなおり、シドがマイアミである麻薬事件捜査にかかわっていることを二人は知る、てな感じのお話。

 前作に比べて格段にすごいと思ったのはカメラワーク!銃撃戦にせよ、カーチェイスにせよシーンシーンのカットにすごく凝ってます。一つ一つのアクションをより格好よく見せるための演出がてんこもり。ひとつひとつのアクションの爽快感は前作以上です。

 今回は予想通りアクションシーンが多かったのですが、そのアクションシーン一つ一つに手抜きが全然ない!それぞれのアクションシーンが、映画のヤマのアクションシーンをはれるほど派手で爽快です。高密度なアクションを物語りの合間合間にはさんで行くのでハリウッドアクション好きにはたまらないですね。
アクションシーンとしては、基本的には銃撃とカーチェイスがメイン。終盤になると舞台をキューバに移し、軍隊を巻き込んでのドッカンドッカン!
まさに最初から終わりまでアクション尽くめ、超高密度アクションムービーです。
 立ち並ぶ家を無視しながら突っ込んでいくカーチェイスシーンがかなり好き!今まで見たことない、カーチェイスです。でも、迷惑だよなぁ〜(笑)
余談ですが、壊すために車を開発したとか言う話を小耳にはさみました。本当だったらすごい話ですなぁ。そこまでこだわるか!?

 ただ、これだけのアクション、一本の映画につめるには、多すぎたようです。ひとつのストーリーとしてはもっと短時間で終わる話なのですが、常にアクションをいれて間を持たせているために、どうしても時間が長くなってしまいます。
これだけの長い時間このアクションを見つづけるには結構な体力が必要かも。一番最後に潜入チックアクションというのも相馬的には若干マイナス要素かもしれません。

 一応前作の復習はしておいたほうがよいかもしれないですね。とはいっても前作を知っていればちょっと楽しめるネタが少しある程度なので、前作を知らなくても問題なく楽しめると思います。

 また、これは非常に個人的な嗜好の問題ですが、死体をネタに使うのはやめましょうよ〜(笑)死体をネタにしたブラックジョークはきっつい。

 なんだかんだ言っても前作以上のアクションシーンはかなりの見ごたえ。爽快な映画を見たい人は必見でしょう。
『バッドボーイズ2バッド』は8(/10)点です。


...2004/01/02(fri) No.298
   遊祭

 専門時代の友達哲夫君とBJE君と遊びました。

 ゲーセンではまたΖガンダム。
今日は練習台でプレイ。
CPUレベルが低いので敵が弱くてサクサクすすめる〜〜!
練習台なのにクリアできなかった人ですが、何か?(汗
その後は普通の対戦台にてプレイ!
おー!デンプシーロール!!
と、やってたらサイコガンダム&ジオに全く歯が立ちませんでした(笑
なんつーコンビじゃ、あんたら。
悔しいのでザクのマザラトップでサイコを砲撃。ドカンドカン。
やったー勝ったー!

 キュベレイを使ってみたらこれが面白い。
対戦でも5回くらい勝っちゃった!(そこっ!相手が弱いだけだとかわかってても言わない!)
哲夫君が援軍でガンタンク!
ガシガシ乱入来られて、ガシガシ勝ったぜ!
 
 で、最後には負けたわけなのですが、勝った相手は捨てゲーしてたらしいです。
う〜ん・・・なんか、ゴメンナサイ・・・。
でも、いやなら入ってこなければ・・・とか言っちゃダメですよね。ハイ。


 夕ご飯はすきやき食べ放題に行ったのですが、肉も野菜もおかわり自由なのに、鍋が肉で一杯になっているのを観るを見ると、(誰も学生じゃないのに)貧乏学生っぽい感じがしてよいですねぇ。
肉肉肉ーーーッッッ!みたいな?

 え?がっついてたのは僕だけですと?
そうですか。失礼しました。


そして次はボーリングやりに行きましたよ
年々右肩下がりです。
右肩下がり更新です。
そうです、スコアの話しです。

 といってもベストスコアがそれほど高いわけではないので、すさまじいスコアに・・・。
年を重ねるほどにスコアが悪くなっていく・・・コレは老化・・・?

 そういえば中学生の時は剣道部でバリバリやっていて、高校にはいって運動が体育だけになって、そして専門に入って体をほとんど動かさなくなり、今にいたっては出勤、昼、帰宅、以外はず〜〜と椅子に座ってキーボードカタカタ・・・。
そりゃ、老化もしますわな。

 このまま行くと肉体年齢をどんどんと重ねていき、若くして(もぅ若くないけどw)老衰・・・

うげげ・・・そんなのはいやですな・・・。


 と、いうことで、大敗(退廃でも可)した僕がドリンクをおごる、と言う事でカラオケへ。
ここで月次君参戦。

 あいかわらず馬鹿みたいに誰もマイクを使わずに、熱唱、もとい熱叫。
さらに毎度の事ながら、いや、普通の曲を歌おうとする人が全くいないので毎度以上にアニソンのみ。
いやぁ、SKILLあついね。
ムハ。

 でも、新年早々男4人で
♪マジカルマジカルナース チャッチャッ(手拍子)
とかやっている僕等は、決して客観的には観たくない姿ですのぅ。
今が楽しければそれでよかよかですよ。

わはは、遊び倒した。
そして金も使った。
わははは。これぞ新年・・・なのか?
らっぱや

...2004/01/03(sat) No.295
   労働

 昨日は哲夫君、BJE君、月次君と一緒にオールでカラオケ。
それが終わったのが6時半頃で、それから仕事だ、わーい!

わはははは

わはははは

でも、まぁまだ明日は休みだ!
うん!冬休みはまだ終わっちゃいない!

と言うことで、会社で少し寝た後はゲーセンで遊び倒しましたよ。
もう、疲れ知らずをよそおって!
Ζガンダムおもしれー
GGI〜GGI〜
サイヴァリア難しい〜ムズカシ〜

えーとえーと

あと、グラップラー刃牙のDVD8巻が980円で売っていて買おうかどうか迷いましたが、1本だけ持っていても・・・ということで、やめますた。

あ〜、なんか、新年から何をやっているのでしょ?
まぁ、僕らしくてよいですな。

...2004/01/04(sun) No.296
   映画:『すべては愛のために』

映画:すべては愛のために
劇場:ユナイテッドシネマ入間
同行:なし

 プライベートでもボランティア活動を行っているアンジョリーナジョリー主演の作品です。

 パーティーに出席していたサラの前に、突如乱入してきた男と一人の少年。男は、今でも物資不足のためにエチオピアでは多くの人が飢えと病で死んでいることを訴えた。エチオピアから連れてこられた少年の痛々しいほどにやせた姿を見てサラは救援活動に出向くことを決心する・・・という感じのお話。

 う〜ん・・・お菓子を食べながら映画なんて観ていてよいのだろうか・・・と思わせられる作品です。飢えて死んでいく人たちをスクリーンで観ると、日本がいかに幸せかと言うことを深く考えさせられます。かといって今の自分達にはほとんどなんもできないんですよね。とりあえず、お金持ちになるまでは自分の幸せのありがたさを実感して、感謝するとしましょう。

 主演のアンジョリーナジョリーはすごいです。彼女=トゥームレイダーというイメージだったのをすぐに崩してくれました。とてももろそうなのに芯がしっかりしている女性を見事に演じていました。裕福で貧困のことなどまったく考えていなかった彼女は、まさに今の僕らで、その涙には感情移入してしまいます。

 映画的には前半の無償の救援活動に心を打たれます。
この映画の時代背景は今よりも少し前なのですが、今でも起こっている戦争の悲惨さを訴えてくる映像には、ドキドキさせられます。ポケーと平和に映画を見ているのと同時に世界のどこかでは戦争や病、貧困で苦しんでいる人たちがいると言うことを否が応でも痛感してしまいます。だからと言って特に何かをするでもなく日常に不満をいう自分とは違い、その人たちを救うために行動するサラ。自分にはできないことを平然とやってのける行動力のある人、しかも自分のみを危険にさらしてまでやる姿には尊敬を抱きます。

 ただ、後半に行くにつれそれが特定の相手に対する愛で・・・というのは、いまいち期待を裏切られたようで残念な展開。チェチェンに旅立つ動機も単に行方不明になったニックを助けたいだけと言うのは、それまでのメッセージがなんとなく悲しく散っていく感じがします。チェチェンに言っても特に救助活動をするでもなく、男を探すだけと言うのは。

 自分には夫も息子もいるのに愛がさめたからと言って、それを救助活動の場で別の男への情熱にする、製作者の意図がはかれません・・・。

 すべては愛のため、その愛を全ての人々に対する人間愛と言う形で描いて最後まで通して欲しかったです。その形での愛を通してメッセージを伝えて欲しかった・・・。

 『すべては愛のために』は5(/10)点です。

...2004/01/05(mon) No.299
   散髪

 昨日はのびにのびていた髪の毛を切りに言ってきました。
さすがにあのまま伸ばしつづけるとシャレにならないくらいむさい上に怪しい風貌になってしまうので。
というか、髪の毛が鬱陶しい。

 そして、今日は短い髪の毛で出社。
うちの会社のK藤さんは、僕が髪を切るたびに
『相馬君は髪の毛短い方がいいよね』
と、言うのです。
髪の毛長いと、そんなに見るに耐えないですかねぇ?
自覚はしているものの言われると、すこし哀しい。
哀戦士。
荒野を走る死神の列。


 ところで、今日は友人から電話がありましたよ
年賀状を出したところお礼のお電話が。
1年くらいあっていない友達で、せっかくだから一緒にご飯でも食べやうと、半ば無理矢理誘って日曜日に飯を食うことに。

彼からは色々と興味深い話が聞けるので楽しみですな。

...2004/01/06(tue) No.300
   電話

 公衆電話からフリーダイヤルをしてみました。
一応100円を入れて、通話。
そして、通話が終わり受話器をおくと、
100円玉が戻ってくるじゃありませんか、アナタッ!

知ってました?

フリーダイヤルって、公衆電話からかけてもフリーダイヤルなんですね。
どうでもよい事のように思えますが、また一つ利口になりました。

携帯電話からかけてみたら、携帯無許可設定してあり通じませんでした。
携帯からでも同様にフリーダイヤルでいけるのでしょうね、きっと。

フリーダイヤル侮るなかれ・・・。
あ、公衆電話でテレか使ったらどうなるんでしょう?
誰か試したら結果教えて下さいー

...2004/01/09(fri) No.303
   近道

 今日は終電がなくなってしまい、池袋から大山まで歩くことに。
う〜ん、歩くのはこれで5回目くらいか・・・。

そして、今日はとても近道を発見!!
池袋から山の手通りを通っていくと、なんと川越街道にぶつかるんですね!
え?知ってますた・・・?
今まで突っ切って遠回りしていた僕はなんなんでしょ?

急がば回れと言えども、大きい道は通りましょう。
しかし、近道発見のおかげで、ずいぶん早く到着。
走らなかったのに30分ほどで到着。
う〜ん道路を作った人って偉大。
そして電車はもっと遅くまで走っていてくれ(泣

...2004/01/10(sat) No.304
   学生

 なぜか僕は学生に見られることが多い・・・。
う〜ん、そんなに社会人に見えないのでしょうか・・・?

 年齢は若く見られたり、老けて見られたり。
これも謎ですのぅ・・・。
結構年相応の顔だと思いますけんども。
肉体年齢とかは置いておいて・・・(汗

 学生に見られないためにはどうしましょ。

 う〜ん・・・。
ひげを生やしてみる・・・とか?
あぁ〜・・・ダメダメ・・・。
髭を伸ばすと、きっと今以上に怪しい見た目になってしもうぞ・・・。

 う〜ん・・・。
常にスーツ・・・とか?
私服の会社になんでスーツ着ていくのでしょ?
スーツのような堅苦しいのは好きではないのです。
TシャツにGパンが気楽でよろしいです。

 まぁ、学生に見られるなら学生に見られるでよいですかね。
映画館に行って、
『学生1枚、あ、すみません。学生証を置いてきてしまったんですよ』
と、言って通じればしめたものですし。

一度はやってみたい・・・。
しかし、小心者なので、できない・・・
にょろぷ〜・・・。

...2004/01/11(sun) No.301
   友人

 今日は中学時代の友人と会いました。
年賀状を出したら、返し年賀代わりに電話をくれて、地元にいるなら一緒にご飯でも食べて話そう、と言うことになったからなのです。

 やはり昔の友人に会って話すのは楽しいです。
今の話や、会っていなかった時代の話などを聞いて、その時代に色々とやっていたりすると、こちらも頑張らねば・・・という気になりますね。
結局ファミレスで3〜4時間話し込んでしまいました。

 彼も色々なことをやってきていてすごいです。
高校卒業と同時に旅に(旅行じゃないw)でて、日本に帰ると彫刻家に弟子入りし、今は海外での日本人宿を作るための資金作りをしているとか。
うおーすげー
僕も、停滞してる場合じゃないですな。ガリガリ前に進まなければ。

...2004/01/12(mon) No.302
   映画:『半落ち』

映画:半落ち
劇場:ユナイテッドシネマ入間
同行:なし

 あなたは、誰のために生きていますか?

 と言う事で観てきました。
現職の警部が妻を殺害。県警に検察、マスコミを巻き込んでの一大騒動へと発展。妻を殺した事を自供した容疑者梶元警部。殺害後の二日間に新宿の歓楽街に行っていたという話が捜査線上に浮上してきたが・・・という感じのお話。

 物語としては自供した犯人が何故その後の行動を隠しているのか、と言うことをめぐり、県警の恥部を隠したい警察側と、真実を追い警察側の捏造を暴こうとする検察側の対立。それに絡んでくるマスコミ、弁護士、裁判官、被害者の遺族・・・。実に様々な視点から物語を追う事で、一つの事柄に対する人々の見方や取り組み方の違い、またその変化を見せてくる作品でした。
一つの正義ではなく、それぞれの人々の道徳観を繊細に描いていた映画でした。ア○○カ万歳!的な映画は単純で爽快ですが、こういうように、自分の価値観はどうなのかと深く考えたりできる映画もよいものです。

 登場人物が多くなる事で、一人一人への感情移入度は薄いような感じがします。逆にどのキャラクタ達もそれなりに描かれているのに、自分が感情移入できるキャラクタ以外は脇役キャラにしてしまえるバランスが気持ちよいです。あの人はこう考えて、この人はこう考えて・・・とたくさんの視点から見ているのに、きっと観る人によってどのキャラクタが脇役か、と言うことが変わってくるのでしょう。言うなれば全員主役全員脇役。

 また、いたるところで間が大きな意味を持っている映画です。セリフを使わずして心情を語る、言葉を聞かずして心情を読み取るそんな役者さんたちの演技は、スピーディーな展開を持った映画ではないのに、ぐいぐいと映画の世界に観る人達を引き込んでいくようです。なんか、そういう間が、ハリウッド映画じゃなくて邦画だ・・・と思わせてくれる部分でもありますね。ビデオやテレビで観る人も漫画片手にお菓子を喰いながら見たりして、その間を見逃す事のないように(笑

 物語が淡々と進むので、山場等はあるものの、爽快感などはあまりない映画です。あと、犯人探し物だと勘違いして観にいったので(汗)、途中までずっと勘違いの期待をしていました。犯人当て物ではないです(笑)。

 一つ、不満だったのは(以下ちょっとネタばれ?)主人公が検察、警察にまで隠して生きる理由に今一歩共感できなかった事。って、ここが一番のキモでもあるのですが。そのためラストも・・・う〜ん・・・。この主人公の心情とシンクロできるようになってから観たかった作品です。

 よい映画だからこそ、もう一押し欲しかった、と言うところです。
『半落ち』8(/10)点です。
ちなみに半落ちとは、容疑者が半分自白した状況をさす言葉らしいですよ

...2004/01/12(mon) No.323
   映画:『ミスティックリバー』

映画:ミスティックリバー
劇場:ユナイテッドシネマ入間
同行:なし

 米国ではアカデミー賞確実とも呼び声高いこの作品。監督・脚本・演技が素晴らしいとのことで見てまいりました。

 少年時代に友人だった3人が再会した。娘を殺された父親、その事件を担当する刑事、そしてその事件の容疑者として。過去のトラウマを背負った3人はこの事件を通してどうなってしまうのか・・・てな感じのお話。

 ミステリーということで、犯人当てものかと思って観にいったのですが、そこに焦点が当てられているわけではなかったのですね(汗)。てっきり犯人当て物を期待していったものだったので・・・。

 やはり3人の男優の演技がよいです!ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンそれぞれの淡々と演じながらもなぜか鬼気迫る演技は圧巻。それぞれの違う立場から違う役どころを演じているため、観る側の感情移入度によってもそれぞれの役者の演技の良さが変わってくるのでしょう。
 娘を殺された父親役を演じたショーンペンが一番良かったですかね。愛情に背を押された狂気が彼の演技を通して伝わってくるようでした。『必ず犯人を見つけて殺してやる!』きっと愛する人を殺害された時に口にしてしまうようなこの言葉。彼の口から発せられるセリフであるのに現実的な恐怖を感じられるのは彼の演技力のなす技なのでしょう。

 ちょいとネタバレ→犯人探しがメインの話ではない、と言っても一番最初に"犯人ではない"事がわかってしまうあの電話はどうなのでしょう?というか、警察もあの電話受けたら気付くだろ!?あの電話のシーンでは女性だと思っていたのですが(汗)、そう思った人いません?なんか、声がヤンキー女って感じだったので・・・。
日本は金田一やらコナンやらでミステリー慣れしているので、あそこまであからさまなパズルの破片はおかないで下さいよ。やっぱり、本当に彼が犯人なのか?それとも濡れ衣なのか?という観る側の視点が開始早々崩れてしまうことで、ドキドキ感も減ってしまいます。
←ネタバレここまで

確かにアカデミー賞候補、の声にうなずける作品です。
でも、あまりエンタテインメントという感じではなく、"立派な映画"、"格調高い映画"という印象を受けました。丁寧に丁寧に作りこまれた完成度の高い映画です。

 観たあとには、楽しかったというよりは色々と考えてしまう作品。友達や彼女とかといくと観たあとに黙りこくってしまうかも?

 もう一つのスタンドバイミーと言うキャッチフレーズ。友情を描いた作品です。友情を信じられますか?
最後の最後まで友情を信じられる人間でいたいものです。

 『ミスティックリバー』は7(/10)点です。
 いい映画だとは思うのですが・・・。


...2004/01/13(tue) No.305
   顧客

 先週から、あるお客様から問い合わせをいただいていました。

 うちのサイトで提供している携帯コンテンツのアプリがダウンロードできないと言うのです。
様様な手段を講じて、原因を検証したり、いろいろな対策をしたりしましたが、結局ダウンロードできず・・・。
日曜日も会社に出ては頭を悩ませていました。

 結局手が出ない、と言うことで、ド○モの方まで問い合わせてみてください、と言うようにお客様に言い渡して、この問題は撤退・・・。しかし、そのお客様が使っていた機種と同機種の端末からはダウンロードすることができるのです。

 ド○モに問い合わせてみて下さいと言うメールに、丁寧にも返信を下さいました。
『すいません、ド○モに聞いても原因不明でした。故障してるのかもしれません。色々調べて頂いたのにすいませんでした』

 罵倒されたりするよりも、こういう方がなんだかつらいです。こちらが悪いことをしたのでなくとも、お客様に謝られるというのは相当答えます。
楽しませる側なのに、逆にがっかりさせてしまう、しかも自分達の作ったものをやっていただく前に・・・なのです。

 そのメールから20分後、ユーザーメール対応アドレス宛にまた一通のメールが届いた。

『ダメ元で電池入れ替えたら出来ました。』

・・・・・・。
よかったですね!

・・・て言うかド○モ!Doc○mo!
お願いだからちゃんと作ってちょ〜・・・。
しかし、人の作るものにバグはつき物・・・。

...2004/01/15(thu) No.307
   携帯

 今の携帯用電話機には、実に様々な機能がついている。
メール、Web閲覧などはもとより、カメラ、ゲーム、スケジュール帳、ヴォイスレコーダ、地上波テレビ、テレビ出力、FMラジオ、メディアプレイヤ、指紋認証、非接触ICチップ、タッチパネル、バウリンガル・・・と、便利機能から何故そんなものまで?といったものまで、本当に多機能。

 今は、皆携帯用の電話機の事を"ケータイ"と略すが、これは言いえて妙だなぁと思う。確かに、携帯用電話機と言うより、多機能携帯電話というより、この略称であるケータイと言う言葉自体が、今の最新の携帯端末を示しているような気さえする。
つまり、いくつかの機能を持ったもの一つにまとめて携帯するものとしての呼称がケータイになっていると言うわけで、それを最初に言い出した女子高生(勝手な推測)、は先見の明があるってことだ。

 実際に、娯楽系機能ではなく、実務的機能の面でもようやく目に見える発展を見せ始めたケータイ。
非接触ICチップなどが実用化されれば利便性の面で、かなりウハウハ。
交通手段も、食事も、買い物も、ガソリンも財布やカードが要らずケータイでの支払いができるようになったり。
銀行も残高照会、振込み以外にも、直接紙幣や硬貨を扱う引落し、預け入れなんかも出来たり。
オールインワンがケータイできるものとして、重宝されるようになるのだろう、と。

 そうなってくると、次の原因はバッテリーとセキュリティー。
特にセキュリティーはクローンケータイなどと騒がれている現状(まだ国内で立証されてないのだよねぇ・・・あると言ってる人は早く提出スレ!)では、今すぐにというのはまだ抵抗がありそう。指紋認証や音声認証などの精密せいが上がれば、実用的になるのか?
バッテリーに関しては、やはり重要度が増せば増すほど切れた困るものになるから、単にもちを長くするだけでは駄目。とりあえずなぜか今主流の当てにならない3段階のバッテリー表示は止めて欲しい。3段階表示を残すとしても、それにプラスαでバッテリー残量のパーセンテージを見られるものをつけて欲しい。残り何時間とかではなく、バッテリー残量のパーセンテージ。
バッテリーは、思い切って、家庭用コンセントに直でつなげる端末を作ってしまってはどうだろう?多少大きくなっても、いろいろな所で別パーツ無しで充電できるのは嬉しい。
いいんでない?

携帯電話がケータイになりつつあって、他の産業がどんどんケータイに取り込まれていく。これもある種淘汰なのだろうか?
オールインワンになる事で、他の産業を淘汰し、オンリーワンに近づいていく事になるのだろうか?

...2004/01/16(fri) No.306
   独言

独り言はやばいよなー



という、独り言を言ってしまった
自分をどうかと思った。

...2004/01/17(sat) No.308
   映画:『バレットモンク』

映画:バレットモンク
劇場:ユナイテッドシネマ入間(埼玉)
同行:なし

 そこの坊主、まるで弾丸!

 手に入れると、世界を天国にでも地獄にでもできると言う伝説の巻物。その巻物を守るチベット僧侶。巻物を守るものはまた巻物に守られ強大な力を得る。60年の年月を超えて、名のない僧侶と巻物を狙うナチの残党の戦いは続く・・・てな感じの話。

 いや、またやっちまいましたね。香港映画をハリウッドの資金で再現。カンフー+ワイヤーアクション+ギャグ。こういうの大好きです。
のっけから、断崖絶壁にかけられたつり橋で、ワイヤアクションを駆使した壮絶な組み手。重力ってなんですか?熱い!格好よい!背景合成が甘いような気もしますが、そんなことは気にならなないです。香港映画ッポイ感じが非常にいいです。

 ただ、そのあと舞台を現在のアメリカに移すと、なんか妙な感じ。中途半端なハリウッドと香港映画の中間みたいな感じです。映画館でカンフーの練習をしてたとか言う設定は好きだったりするのですが、全体的にアメリカでやる意味あるのか?という感じ。予算の分だけ爽快感が増すと言う感じではないのですよねぇ。

 ニーナとジェイドの女対決は結構好き。手足の長くスタイルのよい西洋の女性が戦うのは綺麗です。もっとズームを効かして、遠近両方からのカメラカットとか欲しかったかも。手足の長い西洋人の格闘アクションを、アジア人とは違う見せ方でもっと綺麗に格好よくみせて欲しいですねぇ。(と言うのは簡単なのですが・・・

 ちょっとしたギャグは、いい感じで入っていました。全然脈絡のないところでギャグが入ったりすると、軽く気が抜けるので、やっぱりこういう派手系アクション映画にはギャグは必須?

 全体的にアクションのノリが香港:ハリウッド、7:3のような感じでちょっと中途半端だったかも。あとは、セットが昔の特撮者みたいでちょっと間抜け・・・。これもそれも味と言ってしまえば味なのですが、やるなら徹底的に!でしょう。

 『バレットモンク』は6(/10)点です。


...2004/01/18(sun) No.310
   ビデオ『クンパオ・燃えよ鉄拳』

面白すぎ!
腹いたい!
くだらない映画好きな人は絶対観たほうがよい!
ここ2,3年で最高に笑った映画かもw

あ〜・・・もう、あほすぎ!
くだらね〜!
はらいて〜!
本当に笑い転げてしまった!

クンパオ・燃えよ鉄拳!
相馬一押しのギャグ映画です!
ウィンウィ〜ン!ウィ〜ン!

...2004/01/18(sun) No.315
   映画:『リクルート』

映画:リクルート
劇場:ユナイテッドシネマ入間
同行:なし

 自分の親友も、自分自身が感じる事も信じるな

と言う事で見てまいりました『リクルート』。
 
 役者に監督に脚本、どれもかなり満足です。

 主演のコリンファレル、助演のアルパチーノ、どちらも好きな役者なのですが両方ともいいです!コリンファレルは『フォーンブース』の時と少しキャラクタがかぶるようですが、余裕のアルエリートだったはずが、だんだんと追い込まれて混乱していく様子と自分に自信や信念があるときの行動の様子の違いを好演していました。そして、その追い込まれていく様子には見ているこっちまで緊張。

 アルパチーノは途中までは、「あぁ今回はサポート役かな」と思いながら観ていたのですが、深みのあるキャラクタをだんだんと掘り下げて行き、最後にはさすがアルパチーノと思わせる熱演。この二人の組み合わせ非常によかったです。『インソムニア』といい『シモーヌ』といい、ちょっと病的な(笑)キャラがはまってます。

 何をさせられているかわからない不安と、それでも自分の仕事を成し遂げないといけないという焦燥感からくる、恐怖が観客をスリルに巻き込むという作品で、やはり二人の役者の存在はとても大きかったです。

 また、舞台にされていたCIAのファーム、いわゆるCIA要員の訓練所というものも面白いです。CIAといえば、謎のよくわからない諜報組織という感じでとらえていましたが(僕だけ?汗)、そこに単にお話の中だけの存在というものから、より存在を持たせていました。CIAの人材探しから、新人訓練の様子など今まであまり描かれていなかったものを描いている部分は非常に興味深いです。

 物語全体に流れる緊張感がなんとも子気味よい映画。
『リクルート』は8(/10)点です。

...2004/01/18(sun) No.349
   映画:『タイムライン』

映画:『タイムライン』
劇場:ユナイテッドシネマ
同行:なし

 考古学の研究者達が、14世紀の遺跡を発掘していた。すると、新しく発掘をはじめた場所から一枚の紙と共に、現代の眼鏡が。そしてその紙には、自分達の教授からのSOSが、14世紀から助けを求める声が書き残されていた。

 う〜ん・・・悪くない・・・けどよくもない・・・といった感じの作品です。
全体としてよくまとまっているけれども、これといって新しく、面白いものがないのです。どこを描きたいのかよくわからないのです。
中世の合戦シーンを描きたいのか、愛を描きたいのか、時間移動による相互間の影響などの話を描きたいのか、史実を知るものがその時代に行ったらどうなるのかと言う話を描きたいのか・・・どれも、そのテーマを煮詰めたりすれば面白くなると思うのですが、あれもこれもと詰め込んでしまった感があります。

 この映画で、一番面白かったのは中世ヨーロッパの戦闘シーン。
CGを使わずに超大量の火矢や、炎に包まれた岩を飛ばす投石器などかなりの迫力。現代の武器とは違う迫力、原始的な力強さを感じる映像です。

 この映画で主人公達がタイムスリップした先は100年戦争終結の1日前。100年戦争終結を知っているにもかかわらず、自分達が何か行動を起こす事によって、歴史が変わってしまう可能性のある中で主人公達はどう動くのかというのもなかなか面白いです。パーティに歴史のエキスパートが入っているため、その当時の知識をもって時代にとこむのは未知の世界に行くのはとは違った面白さ。

 自分達がいた時代と違う環境に置かれたとき、人々がどう行動するか、と言うのも一つのテーマなのかもしれません。

 全体的に面白くなる要素はあるのに、なんか、何故それとそれをあわせるのかなぁ、と言う感じがしてしまった今作。無理に原作に縛られてしまったのでしょうか。

 『タイムライン』は5(/10)点です。

...2004/01/19(mon) No.309
   開始

 始まった!
荒木飛呂彦新連載!『スティールボール・ラン!』
くそー!くやしいー!
おもしろい!!

コンビニで立ち読みをはじめると、
五十数ページの間中、ずっと、心臓はドキドキと鼓動もはやく、ジャンプを持つ指は震え、店員の目も気にせずに鼻息を荒げてむさぼるように読んでしまいました!一コマ一コマが体中の血管を振るわせるみたいに、荒木飛呂彦の世界をガンガンガンガンと押し付けてくるんです!
今まで、待ちに待ちに待ちに待ちに待ったからというのもあるのでしょうが、もう、これからの展開にも期待が膨らみまくりです!

うおー!
ジョジョアゴーゴーでは、「必然性のないファンサービスはやらない」とか行っていたのに、このジョジョのパラレルワールド的世界では読者サービスしまくりじゃあないですか!?センセイ!?
それとも、これも必然!!?

 もー!もー!もぅ!
続きを早く読みたい!でも一気に読みたくない!
一週間待たされて、焦らされて悶々とした気持ちが溜まりに溜まったときに読んで、荒木世界に没頭して、また一週間待たされる!
このたまらない、まるで麻薬のような、ビリビリと痺れてくる快感!
忘れていたけど、ジョジョってそうだったんですよ!
くぅー!読み終わってまだ時間がたつ今でも胸が熱い!
連載が長く続くと、きっとこんな気持ちも薄れていくんでしょうが、やっぱり、ここまで熱くさせられてしまうのは荒木漫画だけ。
単なる感情移入とか、続きが知りたいとかそういうレベルのものを通り越して、荒木世界の中にのめりこむ快感!

 くそー!くやしいー!
本当にここまで、熱くなってしまう自分が悔しい!!!
荒木飛呂彦先生!アンタは天才ですよ!

...2004/01/20(tue) No.311
   減量

プログラムのソースを

何十バイト単位で削っていると

ダイエットに苦しむ人の気持ちが

なんとなくわかった。

...2004/01/21(wed) No.318
   旧友

 この前、僕宛にエアメールがきました。
エアメールを受け取ったのは何気に初めて!
でも、海外からの手紙など心当たりはありません。

と、差出人を見ると・・・
保育園の頃の友人です!
僕が出した年賀状の返し年賀代わりに手紙をくれました。
なんでも今はアメリカの大学に行っているのだとか!
日本の大学から3年編入でアメリカの大学へ。

彼と直接会ったのは、もう小学校の低学年とかそれくらいになるので、かれこれ10年はあっていないです。きっと町ですれ違ってもお互いわからないでしょう。
でも、幼い頃の友達が自分のできない事をしているって、(ちょっとうらやましいけど)とても嬉しいです!
皆、きっと進む方向は違うけど、幸せになればよいな、と思うのです。
お互いの幸せを嬉しく思えるような、そんな人生がよいと思うのです。

それにしてもアメリカかぁ〜。
もう一度会って話をしたいものです。

...2004/01/22(thu) No.317
   誤認

母「この前テレビでやってたんだけど」

うん、なにが?

母「ゲーム関係でも結構稼いでる人いるみたいね」

まぁ、いるだろうね

母「でも、稼ぎが安定しないんだって」

そーなんだ

母「その人はフリーターでやってるらしいんだけど」



・・・・・・・・・。



・・・かーさん、それは、フリーだよ・・・

...2004/01/23(fri) No.316
   節制

 今日もBJE君に呼ばれ、彼の家に泊まり・・・。

はぁ・・・

彼の家に行くのはいいが・・・
お金がかかる。
電車代も、飯代も家に帰ればかからないしなァ・・・。

はぁ・・・。

...2004/01/24(sat) No.312
   映画:『解夏』

映画:解夏
劇場:ユナイテッドシネマ入間
同行:なし

 さだまさし原作の同名小説の映画化。さだまさしファンとしては、当然観なければということで、観に行ってきました。

 小学校教師の隆之は、あるときから目に異常を感じ、友人の医者に相談する。そしてベーチェット病にかかっていると診断された。隆之の症状は、徐々に視力を失っていくというものだった。結婚を約束した陽子、長崎に一人住まう母、人々と触れながら失明までの日々を隆之はどう過ごしてゆくのか・・・というようなお話。

 さだまさし、原作と言うことなのですが、脚本、監督、キャストとも非常によかったです。
 好きな人のことを想うから、その人の幸せのために別れたい主人公と、自分の愛する人と過ごすことが幸せだと主張する恋人。お話としてはありがちなのですが、役者の演技やシチュエーションの描写なんかで、観ていると切なく苦しい、胸が締め付けられるような映画でした。

 役者の力なのか、主人公隆之(大沢たかお)やその恋人陽子(石田ゆり子)が涙するときにはこちらまで悲しくなってしまいます。非常にさだまさしの歌的な、感動を誘う話、情景がすばらしかったです。日本の映画の利点というは、ハリウッド映画や西洋の映画に比べて非常に感情移入しやすい登場人物に、情景を持つという面があるのでしょう。

 もちろんエンディングテーマはさだまさしの楽曲。『たいせつな人』です。
これがまた、エンディングでの感動をさらに盛り上げる曲で(さだファンだからか・・・?w)、エンディングを聴きながらまた泣きそうに。
スタッフロール中も立ち上がって出て行く人が誰もいませんでした。う〜ん・・・さすがさだまさし。

 途中で出てきた絵画館。さだファンなら、アレ?と思いますが、やっぱりあの『絵画館』の絵画館なのですね。神宮球場とか言ってましたし。
「ゆっくりすれ違うスワローズのユニフォーム♪」なんて頭の中に流れてきてしまいました。ムフ、ファンをのせるなんて作り方上手いなぁ。これからあの歌を聴く時には、あのシーンを思い出してしまいそうです。

 それにしても、ここまで自分を想ってもらえる隆之は非常に幸せだと想う反面、自分が自分の好きな人を幸せにすることができないと想ってしまうことは非常に切ないです。自分が光を失う恐怖と戦うだけで、自分のキャパが一杯になってしまう状況で、自分以外の人の幸せを考えるのはつらいです。自分が幸せにできると思っていた人々の幸せすら壊してしまう自分をにくくを思うこともあるのでしょう。

なんか、こんな感動を味わえる恋愛をしてみたいと思うのですが、逆に映画でこれだけの感動を味わえるなら、別に・・・と思っているからダメ人間なのですが(笑)

すっきり終わるタイプではなく、余韻を残すエンディング。あの最後の隆之の言葉もきっと観る時の自分の心情によって変わるんだろうなぁと思います。全体的に様々な解釈ができそうなメッセージがちりばめられています。時間を置いてまた観たい作品ですね。

 さだまさしファンにはもちろんのこと、さだまさしのことを全然知らない人もぜひオススメ。切ない切ない映画です。
『解夏』は9/(10)点です。


...2004/01/24(sat) No.313
   映画:『シービスケット』

映画:シービスケット
劇場:GAGAHUMAX4(池袋)
同行:BJE君

 息子を無くし妻にも離れられた男。自動車の発展により必要とされなくなったカウボーイの老人。その気性の荒さゆえなかなか成功を収めることのできない騎手。そして、一頭の見捨てられた馬が出会ったときに伝説は始まった・・・てな感じのお話。

 これは熱い!シービスケットが走るレースシーンでは、胸が熱くなります!雰囲気を盛り上げるBGMと観客の声援、馬の蹄の音に、騎手の掛け声、それぞれの音と、走る馬の艶やかな肢体、上下にリズミカルに揺れる騎手の体、騒ぎ立てる群衆の画が一体となって映像のビートとなって震わせてくれます。このレースシーンだけでも観る価値は十分。
 シービスケットが出走するレースは何度かあるのですが、どれも熱いです。でもやはり、特に熱いのはマッチレースに、サンタアニタ。鳥肌が立ってくるくらいに、立ち上がりたくなるくらいに、興奮します。
単に競馬場に行って、その臨場感を味わうのとはまた別な、より格好よくより魅力的に馬やレースを見せる映像技術に感嘆。

 人間ドラマとしては、3人と1頭が出会うまでがストーリーの理解が難しいの少し難かも。バラバラにストーリーが展開していくのと、外国人の顔のみわけをつけにくい日本人の欠点とがあいまって、余計にストーリーがわからない。映画を見る前に、ある程度のストーリー把握をしておいてもよいかもしれません。
主人公のレッドの人間くさいところは非常に共感できるところが多く、まだまだ若造の僕はレッドに終始感情移入しながら観ていました。怪我をした後のレッドの挫折感や、シービスケットを勝利させたい気持ち、シービスケットともに再起していく様子などはレッドと同じ視点から見てしまいます。
しかしこれもやはりチャールズに共感できる人、トムに感情移入できる人、それぞれいると思います。それだけ3人のキャラクタが明確で、それぞれのキャラクタが個性を持っていたのは、単に感情移入できるだけでなく、キャラクタが動いているだけで面白くなる要素の一つ。

 レッドのライバルのアイスマン。これを演じていたのは本職の役者ではなく、本職の騎手だとか。これがまたピッタリ合っていて、あとから役者でないとしって驚いたほど。それだけ、ありそうなキャラクタでそれがピッタリとはまっていたのですよね。ちょっと皮肉の聞いた自信たっぷりの2枚目。なかなか見事。

 競馬が好きな人も、そうでない人もこれのレースシーンは非常に楽しめると思われます。それほどすばらしかった。ここまで熱くなった映画は久しぶりです。
 『シービスケット』は9(/10)点。後は、物語がもう少しわかりやすかったら・・・。


...2004/01/25(sun) No.314
   盗撮

 う〜ん・・・盗撮現場を目撃してしまった。
池袋の東急ハンズの出口横にある地下から地上に出るエスカレーター。
いつものように皆左側一列に並んでいたので、右側を抜けてスタスタと上っているときのこと。

やけに低いところから小さい光が・・・。
携帯のライト・・・?
それをもつはめがねの男(推定23歳)。
前にいるのはイケイケねーちゃん・・・。

・・・!
盗撮・・・だ!!

うわぁ・・・
本当にいるんだねぇ・・・。

なんか、こう、悪いことをしているのを戒める気持ちより
さびしい気持ちで一杯ですねぇ・・・。

あんたさぁ・・・
う〜ん・・・

泣きたい・・・

とりあえず、女性の皆様気をつけて・・・。

...2004/01/26(mon) No.319
   痛恨

 今日は痛いサイトを見た。
イタイサイトとよく言うけれど、本当に痛かった。
何が、と言うと、もしかしたら自分もこうなのではないかと、思うとそれを客観的に読むにつれ、胸がズキズキと痛むのだ。

 そのサイトはメインコンテンツとして日記を綴っている、その内容がいわゆる「イタイ」内容なのだ。
その日記は8月の終わりから始まる。
自分の恋焦がれる対象を見つけた、と普通の始まりなのだが読む進めていくにつれ、その恋愛対象に対して、自分に好意を持っているであろうという考えをつらつらと書いていく。そしてそれが行動にまで及び、相手の鞄を許可なくあけ、中に贈り物を入れるなどをする。終いには振られてしまうのだが、その原因を相手にあり、今まで行為を持っていた相手を罵倒する言葉を書き連ねる。そういうようなことがたびたび繰り返されていた。ようやくできた恋人も、その文章を見る限りでは、デート商法の女性のようなのだ。にもかかわらず、それに気づかず、自分のことを思っていると錯覚し毎日長文のメールを何通も送っている。
 また、会社に入ると全ての人を見下し、やはり唯我独尊的な考えで人の悪口を書き連ねている。また、同じように自分は唯一的な存在だからねたみ嫉みを受けていると言うように解釈しているのだ。
(まぁあとは、式神が使えるとか、組織に狙われてるとか、ビジョンが見えるとかもあったのだが、それは単に面白かったのでよい)

 別に、女性に対して相手が自分にほれているなどとそこまでの思い込みをすることはないが、男女問わず友人に対して似たような事をしていないだろうか、と振り返ると、やはりこの日記の主のように唯我独尊的考えで接していたのかもしれない。
 自分が楽しいから相手も楽しい、と思ってすごすことが多かったが、それこそが思い込みなのである。
たしかに、友人でいてくれるからには、一度は楽しかったことがあっただろうし、今だって一緒にいるときに楽しく思っていることもあるかもしれない。だが、それを曲解して捕らえる、自分の都合のいいように捕らえると上記サイトの管理人とまったく同じなのだ。

 相手にとって自分は必要だから、携帯にメールを5通送った(携帯のメールは文字制限があるために、5分割して送った)。さらに返事が返ってこないので心配になりまたメールを送る、電話をかける・・・
さすがにこれを客観的に見れば明らかな迷惑行為だということがわかるが本人にとっては自分がして嬉しいこと=相手がされて嬉しいこととなってしまっているために、相手にとってよいことをしているに過ぎない。
悪意があってやっている事ではないので、余計にたちが悪いのだ。

 勿論、自分自身友人に不快な思いをさせようと思っているわけではない。だが、その行動自体が友人を不快にさせているのだとしたら・・・と思うと、上のような日記を読んでいて深く心が痛むのだ。
実際に胸がイタイし、なんだか涙が出そうになった。

 悪口についても同様だ。
日頃からやはり人の悪口や、愚痴なんて聞いていて気持ちよくないものだと思っているので、特に人のよい面を見るようにしているし、できるだけ人の悪い面は考えないようにしている。
しかし、無意識に人と話しているうちにやはり、ぼろぼろと悪口をこぼしているのだろうと思う。それこそ上記サイトの管理人が日常会話で、その日あったことを話す感覚で(天気の話しでもするかのように)人の悪口を言っているのと同様、無意識で話すことほど本能から出てしまうものなのだ。
もしも、自分が人の悪口をネタに会話をしていたら相手の人は顔は笑っていても不快な気持ちで満たされると思う。

単に人のよいところを観る、ではなく、人の悪いところも観て、その上で意識的にその人の悪いところをカバーするよいところを見つけることも必要なのかとも思う。無意識に人の悪口を言っている自分を想像すると、泣きたくなる。

 勘違いと言うのは恐ろしいもので、気づくまではそれが正しいと思いつづける。気づいてしまえば、間違っているもので盲目的に信じ込んでしまうのだ。

 自分が楽しいからと、遊びに誘ったり、話し掛けたり・・・勿論今まではそれが相手にとっても多少なりともプラス方向なんだろうと思い込んでいたが、勘違いとはそういうことだ。
これからは少し慎もうと思う。


 誰に当てて書いている日記かって、アンタだよ。
1年後か2年後かわからんけど、自分で書いたこの日記をもう一度読み直すアンタ。
自分自身では気づかない誤りをまだその時に持っていたら、この日記を書いたときの自分の気持ちをもう一度思い出して欲しい。
もしも、そのときもこんな気持ちを忘れてなかったら、そのままでいて欲しい。
よろしくたのむよ。

...2004/01/27(tue) No.320
   旧職

 今日は昔バイトをしていたゲームセンターでいっしょにバイトをしていたEさんに偶然会いました。

 うー!なつかしー!
Eさんは今もそこでバイトをしているらしく、いろいろとはなしを聞きました。
○さんはまだいる、×さんは辞めた、Δさんは社員になった・・・とか、みせであった色々なこととか・・・。

 なんか、あのころは自分の絵の技術を上げるとか、そういうところとは別のところで充実してました。バイト出てても毎日楽しかったです。今の仕事とは別の、何も考えずに楽しく生きられていたなぁ、とか思うのです。
勿論バイトは色々と考えながらやっていたのですが、やはり普通の生活とバイトは結構切り離して考えていられたので、楽しさ2倍なんですよ。
 そう考えると、今は仕事と生活がなんか一体化しかけてるなぁ・・・と。悪いことではないのですが。あのころに比べて色々と変わりました、僕も。

ただ、勿論今の仕事と共通することだってあって、今は自分が作ったものを提供して会社の利益出る!とか言うことよりも、一人のユーザーの方からの「楽しいゲームでした」という声のほうが嬉しいし、バイト時代も店の利益が昨日に比べていくらあがったとかそういうことよりも、一人のお客様に「相馬君が明日出てるならまた来るよ」と言う一言が嬉しかったし・・・。
そんなことを思い出したりもしてしまいました。

T田さん、O野さん、Y本さん、K林さんそのうち行きますよー。
そういえばI川はまだいらっしゃるのでしょうか?聞きそびれた。
あ、あとT津さんもいるそうなので、顔でも見れたら(汗
皆々様もぅ僕のことは忘れてしもうたかしら・・・(汗
そのうち顔出しに行きませう!

...2004/01/31(sat) No.325
   1月観たものとか

1月に観たものとか・・・

劇場
▲1月▲
2004/01/01/ファインディングニモ(吹き替え版)
2004/01/01/バッドボーイズ2バッド
2004/01/04/すべては愛のために
2004/01/12/半落ち
2004/01/12/ミスティックリバー
2004/01/12/インアメリカ
2004/01/17/バレットモンク
2004/01/18/リクルート
2004/01/18/タイムライン
2004/01/24/シービスケット
2004/01/24/解夏
2004/01/31/ホームアローン4
2004/01/31/精霊流し

今月のベストはなんでしょう・・・う〜ん難しい。
リクルート、シービスケット、解夏。この3つはよかったです。
リクルートはドキドキ、シービスケットは熱い!解夏は切ない。
それぞれ違ったよさです。

▲1月▲
2003/01/03/ゲーム
2003/01/05/プリティーブライド
2003/01/07/CQ
2003/01/11/マーシャルエンジェル
2003/01/17/7人の侍
2003/01/18/クンパオ・燃えよ鉄拳
2004/01/20/パトリオット
2004/01/26/パズル

クンパオ燃えよ鉄拳!馬鹿すぎ!超笑った!
これは見てもそんはない!・・・かもしれない!
マーシャルエンジェルはちょっと・・・げんなり・・・。
スー・チーの出演作って微妙・・・。スー・チーはよいのに・・・。