...2003/04/01(tue) No.121
今日から |
社会人のはじまりはじまり〜 あ、エイプリルフールだからって、嘘ではないです。 とは言ってもやることは今までの半年間とそう変わらないのですが。 そして、社会人の始まりの日、いきなり遅刻してしまいました。 そう、恐怖の血、ブラッドです・・・。 それは渋谷駅に電車がつき、ホームを降り立った瞬間。 鼻の奥に鉄の風味が・・・。や・・・やばい。 そうです、夏の風物詩、鼻血です。 まずい、垂れる・・・。奪取で階段を駆け下り、駅の公衆化粧室へ駆け込みます。 水道のある手洗い場まで行くと
ボタ・・・ボタ・・・ボタタッ
鼻の下に描かれる縦一文字、真っ赤なラインは正義の印です(?)。 眼下に見えるはたれた結婚・・・もとい血痕。 必死になって、トイレットペーパーで鼻を抑えます。しかし、白いトイレットペーパーも見る見る血の紅い色に染まっていきます。というか、血があとからあとから流れ出て、止まりません。このまま出血多量で文字通りDIE!!?さよなら天さん・・・。 まぁ、死にゃあしないとしても本当に止まらないのです。僕の前の手洗い場は紅く染まったトイレットペーパーで満たされ、トイレに入ってくる人は奇異と同情とが入り混じった視線を僕に投げかけてきます。 ・・・な・・・泣きたい。
そして自らの血液との格闘の末ようやく出血停止。ハァ・・・一時はどうなる事かと。 そして目の前に広げられた山のようなトイレットペーパーと血液で汚れた手洗い場。とりあえずトイレットペーパーで手洗い場をきれいに拭き、トイレットペーパーを便器に流し、立つ鳥あとを濁さずの心がけ。
そして時計を見ると、時間が・・・。 携帯から会社に電話です。
『もしもし○○でございます』 あ、おはようございます、相馬です・・・ 『おはよう、どうしたの?』 すみません、今渋谷の駅にいるのですが、ちょっと具合が悪くなってしまいまして・・・ というか 鼻血が止まらなくなりまして 『ええ、大丈夫なの?』 ひとまず落ち着きましたので、今から会社の方向かいます。 『はい、わかりましたー』 よろしくお願いします、すみません、失礼します・・・。
ぐぶぅ・・・。 言い回し、ほぼそのままです。相馬の弱気が見て取れます(?) 鼻血だし過ぎてクラクラするし、もう思考回路はショート寸前と言うやつですよ。 まさに血染めの社会人生活の幕開け、というやつですな。
しつこいようですが、4月1日でも実話です。
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